癒し

隣室の男が騒音に厳しくてね。
一時は管理会社へ、隣の人(俺よ)がうるさいからどうにかしてくれ、と連絡までしたらしい。
実際に騒音を出してたのは俺ではなく、俺の真上の住人である。その勘違いが判明してからマシにはなったのだが相変わらず上のオバはんは何やら謎の騒音を出してくる。
隣人、ノイローゼになるんじゃないだろうか。
これまでその部屋の住人は何度か入れ替わった。おそらく近隣の某工場へ勤める作業者だ。契約満了か何かで退去してるんだと思う。
今そこに住んでる奴、いつ入居したんだっけ。さっさと出てって欲しいな。以前はさほど気にせず生活していたんだ俺は。

そんなこんなでストレスを溜め込んでいる昨今。
職場では基本的に孤独な作業で誰と喋るでもない。仕事を終えて帰ってきても極力おとなしく静かに過ごす。
整骨院くらいしか誰かと喋ることが無い。

今月17日、約3週間ぶりにプロレス会場へ行った。BRS興行の【観戦】だ。
見知った人達と逢う。喋る。笑う。
コレだ、と感じた。
観戦かどうかに関わらず、自分が心地よく過ごせる場はプロレス会場やそれに付随するイベントこそが、自分にとっての癒しの場なんだなと。
今日はエナジャイズ興行へ行ったのだが、やっぱり楽しかった。
会場で遭遇する色んなことを好き勝手に喋って笑う。YMBに出逢って以降、プロレスってそういうもんだという少し捻くれた感覚を得た。
いや、違う。そもそも持っていた感性が解放されたのかも知れない。
やはりプロレス会場へは積極的に行くべきだ。

どうしても無理な場合は無理として、そうでない限りは出来るだけプロレス会場へ足を運ぼうと思った。