一周忌

昨日の仕事を終えて帰宅後、実家から迎えに来てくれた兄のクルマに回収されて午前2時頃、帰省。
先週土曜も帰省したが、あれはイレギュラーなものであり、今回の帰省は約1年前から確定していたものだ。
父の一周忌、そして納骨。
昨年9月に他界した父だが百か日の法要が年末だったため、
「せっかくだから正月はここ(家)で皆と過ごして、一周忌の時に納骨にしてあげれば」
というお坊さんの提案により、今日が納骨となった。
墓地で骨壷から何ていうんだっけ、白い袋に骨を移してそれを墓石下部へ、この手で入れた。久しぶりに、父そのものを見た。
数時間前までは仏間で1年間過ごした父が、墓石の下の狭く暗いスペースへ収まった。怒っているだろうか。いや、あっさり受け入れる人だな、多分。何年か前に新しい場所へ置かれた新しい墓に初めて入るのが本人だ。堪能してくれているに違いない。
実家を離れて住所も別な場所となった独り暮らしの俺が死んだ場合はその墓へは入らないのかな。分からんけど。
父が墓へ入ったので、今後フラッと墓参りに行くかも知れない。いや、行く。母方の祖父母のお墓へも年に数回、独りで訪れたりする俺だから。